屋根の塗り替えをする際に注意する点についてお話したいと思います。
屋根の塗り替えでは、ただ塗料を塗ればいいわけではありません。
素人考えでは、塗料を隙間なく塗るほうが雨漏りがしないと思うかもしれませんが
屋根の重なり部分を塞いでしまうと、雨水の逃げ場がなくなってしまい雨漏りの原因になってしまいます。
なので、縁切りという方法を塗装後に行う必要があります。
この縁切りというのは、屋根の重なり部分を塞いでしまっている塗料をカッターや皮スキで除去し屋根の重なり部分に隙間を作る為の大切な作業です。
ですから、縁切りをやるか否かは見積り時にしっかり業者に確認される事をお勧めします。
実際、当社でも縁切りをしていない、又は縁切りが不十分な為に雨漏りをしているお家を何軒も見ています。
(新築から初めての塗り替えでは行う必要は殆どありません。)
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この状態のままでは
雨漏りの原因になります。
縁切りの重要性は先程お話しましたが
縁切りは塗装完成後にカッターや皮スキで重なり合った塗膜を剝していくので、労力や時間がかかります。
また、縁切りを行っても重なり部分内に入り込んだ塗料は未乾燥状態で再度密着してしまい
縦の接続部分より入る雨水の出口を塞いでしまい雨漏りの原因になります。
なので縁切り部材のタスペーサーがお勧めです。
タスペーサーですと、人の手で行う縁切りよりも塗膜の密着を確実に防げます。また、労力や時間やコスト
があまりかかりません。
タスペーサー
タスペーサー挿入工程手順
下地処理→ 下塗り→ タスペーサー挿入→ 中塗り→ 上塗り
縁切りを行ったか?、タスペーサーを挿入したか?はご自分ではなかな確認することは難しいです。
塗装の後に雨漏りがしたり屋根材を痛める原因になりうる大切な作業ですので
信頼できる業者に見積りの段階でしっかりと確認をしておきましょう。
※お約束 当社では無理な勧誘やしつこい後追い営業はいたしませんので、どうぞ安心してお問い合わせください。